ロールス・ロイス近年の動向

近年の動向

1960年代以降、
メルセデス・ベンツをはじめとするドイツ車が、高級車の方向性に変化を生じさせた。
極端に高価な価格帯に市場を限定するロールス・ロイスは、リムジンから大型クーペ、スポーツモデル、ワゴンまでカバーするメルセデス・ベンツのような存在と競合せざるを得なくなってきた。

さらに、1990年代に入ると
新たに日本車が高級車分野に進出した。

こうして超高級車として特別な存在であったロールス・ロイスも、厳しい状況に置かれるようになった。

1992年にはBMWと提携を結んでいる。



ロールス・ロイス「シルヴァー・セラフ」(1999年)1998年3月、
ニューモデルとしてシルヴァー・セラフが発表された。

BMW製の巨大なV形12気筒エンジンを搭載した大型車である。
だが同年、ロールス・ロイスの親会社であるヴィッカーズは、ロールス・ロイス社の売却を決定した。これは多くの混乱を引き起こすことになる。

この自動車史上最高のブランドを得るために
事業拡張を試みたフォルクスワーゲン(VW)とBMWの両社が競り合った。

1998年4月、
BMWに3億4,000万ポンドで売却成立といったん決まったが、翌5月にこれが覆され、VWが4億3,000万ポンドで買収することになった。

この決定は6月5日に確定した。ところがここでまた一波乱が起こった。分社化された航空部門であるロールス・ロイスPLC社は、

世界的な名声のある「ロールス・ロイス」ブランドの価値を維持する目的で、自動車部門の海外企業買収に関する拒否権を保有していた。
折しも当時PLC社は、BMW社(航空用エンジンメーカーでもある)とジェットエンジン分野で提携を結び、ドイツに合弁会社「BMWロールスロイス」(現・ロールスロイス・ドイツ。ボーイング717のBR715エンジンを製造していた)を設立していた。


同社の意向も働き、ヴィッカーズは7月28日に、「ロールス・ロイス」ブランドと「R/R」のロゴマークについては使用権をBMW社に売却すると決定。
代価は4,000万ポンドであった。


結果として会社そのものと工場、
そして「ベントレー」ブランドはVW社の所有となったものの、
「ロールス・ロイス」のブランドはBMWが所有することとなった。

この奇怪な騒動は、イギリスの誇りとも言える「ロールス・ロイス」ブランドの売却にまつわる混乱という事情もあって、

多くのイギリス人たちを憤慨させた。




ロールス・ロイス・モーターカーズ「ファンタム」(2006年)
ロールス・ロイス社を引き継いだVWは、2002年までBMWからエンジン供給を受け「ロールス・ロイス」ブランドで従来モデルの製造・販売を行ったが、
2003年からは社名を
「ベントレー・モーターズ社」Bentley motors に変更、
「ベントレー」ブランドのみでの製造・販売に移行した。


一方BMWは
「ロールス・ロイス・モーターカーズ社」Rolls-Royce Motor Cars を
サセックス州グッドウッドに設立し、


2003年から新開発の「ファンタム」生産・販売を開始している。


2003年10月に発表された新型「ファンタム」は、デザインモチーフを往年の「シルヴァー・クラウド」から採り、「スピリッツ・オブ・エクスタシー」
Spirit of ecstasy を頂にしたパルテノン神殿風のラジエーターグリルを、引き続き用いている。



>「ロールス・ロイス」のブランドはBMWが所有することとなった。

スゴイ、、、世界が見えない世界で
広がっていたのですねぇ〜〜      kei




posted by kei at 09:27 | TrackBack(0) | 高級車〜って♪^^

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